さて、すっかり初夏ですが、自分は”もう”夏バテ気味。
ここ一ヶ月はとにかく勉強がんばってみた。
短期間でそれなりのデキまで持っていけたことよりも、むしろそこまで集中して勉強をこなせたことに意義がある。
これからもこの調子で(今度は多少休みながら)がんばろうと思う。
調子ついでに意見しとこう。
ただし、これはあくまでも参考意見。
そこんとこ了解せずに読む人は、確実に自分の志向性と会わないから、「ふざけんな!内定取れてもいないヤツが!!」と、思うかも知れない。
しかしながら、この意見の参考の仕方によっては企業に入社以降、いや、むしろ、入社前からなんとなく得した気分になるだろうし、もしかすると他人と差がついてしまうのではないか?
最近周囲でにわかに企業の内定ラッシュがあるが、「内定”で”就活終わり」とする人しかいない。
それはちがうだろう。
と、毎回自分は思う。
「内定は就活が終わっただけ」という意識が無さ過ぎる。
その企業で働くんだという意識がとんでいる。
確かに、今まで悩んだり、苦労したりしていたから、そこからの解放感は格別だろう。
自分も人間だから、そのキモチは分からないわけではない。
でも・・
仮にも「内定」もらったんだから、そこで今まで足しげく訪問していた企業にぷっつり行かなくなるってもったいない。
と、自分なら考える。
あれだけ「第一志望です」とかいっぱい必死にアピールして、念願の内定もらったにもかかわらず、礼状一通でぷっつりなんて非常に冷たい態度だとは思わないのか?
本当の礼ってその程度なのか?
自分がもったいないと思う一つの理由として次のようなことが言える。
内定もらう前は、不特定多数との競争だ。
そこで企業は会社の志向性と会う人、将来的に伸びてくれそうで会社の役にたちそうな人を篩いにかける。
内定取ったら、今度は選別された人との競争だ。
「は?競争?」
って思った人は、企業の意味がわかってない。
甘い。
簡単に答えを言ったら、資本主義社会なんだから当然だろということ。
しかも、今度の競争は、以前とは別格。
何せ、この競争に乗れるか(勝敗ではなくて)どうかで仕事上の有利不利が微小ではあっても決まってくる。
だから、もし、これを読んでくれている人のなかで、少しでも「野心」があったり、より自分のやりたい仕事を会社やその上司からまわしてもらいたかったら・・・・
内定後も引き続き会社訪問
をすることを強く勧める。
つまり、
内定取ったからこそ、その企業との関係を密にしろ!ということ。
「仕事では特に人間関係が大事。」
と言われるんだから、これをやらない手は無い。
あなたが、ある集団(高校でも大学でも会社でもいい)で先輩の身分としよう。
あなたが後輩に好感を持つ時はどんなときか?
少なくとも、顔と名前を知っている相手なら、顔と名前が一致しない人よりも好感をもつ時期が早いと思う。
ある程度会社での認知度という要因も仕事や人間関係をうまくすすめるコツではないだろうか。
あれだけ会社訪問や面接といった「行動」をしていたにもかかわらず、なぜ通過点に到達しただけで足を止める?
人生のなかでその企業のその仕事にかかわる時間が一番長いからこそ、「初心忘れるべからず。」だ。
スタートの時点で同期と同じで満足しているようだと、ただ会社行くだけで満足してるのとおんなじだ。
武道でも、
相手が「虚」にある限り、不利な状況を打破しやすく、かつその攻撃・行動が最大の効果を発揮する。だから、相手が自分と比べて筋力が強かろうが、体力があろうが、「虚実」の読みを誤らない限り、常に流れは自分にある。
と、いう。
内定直後の、皆が油断している時期にこそ行動を起こす好機なのに・・
そういう意味で、もったいないと思わないか?